ハワイ・ホームステイプロジェクト

1 プロジェクトについて

 東京愛宕ロータリークラブ(以後RC)の皆様の御厚情により,8月5日から6泊8日の「ハワイ・ホームステイプロジェクト」への参加の機会をいただき,5名の生徒(高普2名,理療科3名)が参加しました。この取り組みは,「新しい人と出会い,国際交流・異文化理解を深める貴重な経験をとおして,明るい未来への夢や希望を育ててほしい。」「自分の夢や未来に新たにチャレンジしようとする生徒にその機会を与えたい。」という目的で実施されました。

2 主な活動内容と参加生徒の感想

 ○ オアフ島東側のアメリカ空軍敷地内にあるベローズビーチでのキャンプでした。テント設営では,自分たちで行える作業がわからずに,もどかしさを感じるばかりでした。できないことは仕方ないとしても,できることを周囲の人に聞いたり自分で探したりすることが大切なことであると気付かされました。(Kさん)                              
 ○ ホームステイが始まり,最初はとても不安でしたが,ホストファミリーの方々が優しくしてくださったお陰で,気持ちよく安心して過ごすことができました。英語が通じたときはとてもうれしく思いました。しかし,英語が分からず,困ったことが何度かありました。もっと話ができるようにもう少し英語の授業を頑張ろうと思います。 (Rさん)
 ○ ホーポノは,弱視の人にもアイシェードをつけ,白状を持って生活訓練をする所でした。日本では見聞きしたことがなかったので驚きました。視覚障害があっても家具を作ったり料理をしたりしていてすごいと思いました。私は中学生まで,人より少し見えないだけで色々なことをやらせてもらえなかったので,少しうらやましく思いました。(Rさん)
 ○ ロミロミマッサージ体験をした。筋肉よりも皮膚などをメインに施術するためのもののように感じた。施術経験もして良い学びになった。(Aさん) 

表 ハワイ・ホームステイプロジェクト主な活動内容

月日 都市名 活動内容
8月5日 仙台
ベローズビーチ
仙台出発
・ホノルル到着・キャンプ   <キャンプ場泊>
8月6日 ベローズビーチ ・キャンプ・ビーチアクティビティ<キャンプ場泊>
8月7日 ベローズビーチ ・ホームステイ     <ホストファミリー宅泊>
8月8日 ワイキキ ・ホームステイ     <ホストファミリー宅泊>
8月9日 ワイキキ ・ホーポノ(視覚障害者自立センター)見学交流
・普通科:ビショップ博物館などの見学
・理療科:ロミロミマッサージ研修1 <ホテル泊>
8月10日 ワイキキ ・マカプウ岬ハイキング・フェアウエルパーティ
・普通科:ビショップ博物館などの見学
・理療科:ロミロミマッサージ研修2 <ホテル泊>
8月11日~
8月12日
ワイキキ
仙台
・ホノルルサンライズロータリークラブ例会出席
・ホノルル出発
・仙台到着

3 参加した生徒の様子

 生徒は,英語漬けの毎日の中で,相手に分かるように意思表現するコミュニケーションの大切さや感謝する気持ち,障害があっても社会の中で自分自身の役割を果たすことやチャレンジすること等,多くのことを学ぶことができたようでした。また,ハワイの視覚障害者が,点字ブロックなどが整備されていなくてもアクティブに行動する姿に感銘するとともに,周囲の人々の障害者への支援を惜しまないあたたかなハートを感じ取っていました。

4 まとめ

 9月10日のプロジェクト報告会で生徒は,とても素敵な笑顔で身振りを交えながら上達した英語で報告しました。ある生徒は,以前は笑顔が少なくしゃべらない子という印象だったのに,報告会では笑顔でユーモアを交えた発表をするようになったことで,その変化に参加者から驚きの声が聞かれました。
 生徒たちは,つぎのような感想をもっていました。
「様々な体験や人々との出会いによって価値観や,考え方が前向きに変わったと思います。それから,今まであきらめていたことにも挑戦してみたいと思うようになりました。」
「将来今回受けた恩を,次に恩送りができるようにやるべきことに取り組み,自立ができるように頑張りたい。」
「支援を求めるだけでなく,自分でできることを探したり,取り組んだりすることが大切と感じました。」
 生徒たちがこれからの学校生活や将来の社会生活の中で恩送りしてくれることを願っています。プロジェクトのためにご尽力していただいた方々に感謝申し上げます。     MAHALO!